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僕がパティシエになった理由

久しぶりにホームページでブログ書こうかなーって思って開いてみたら
ほぼ1年ぶりのブログ更新になってました(笑)

時が経つのって早いんですね

そんな僕ももうすぐ34歳
年齢的には十分なオッサンですが
案外周りからは若く見られます

まぁちょっとした自慢でもあるんですけど
でもこれって少し理由がある気がしてて
今回はそのことをこのブログで長々と書き綴れたらと思っております

僕が若く見られる理由

それはきっと夢と目標を持って、まっすぐに生きてるからだと思ってます

僕は小さいころからプロ野球選手になりたくて
小学校から高校まで日々野球に明け暮れていました

でも高校時代に甲子園に行けなくて
それで夢をそのまま諦めてしまいました

高校時代は毎日厳しい練習だったので
大学に進学したら遊んでやろうと思って
大学一年生の頃は毎日夜中までゲームをする日々でした

そんなある日、父から「お前はいったい何になるんだ?」と聞かれて
僕は何も答えられなくて、それがただただ情けなかったです

甲子園を目指して、プロ野球選手に憧れて過ごしてた過去の自分がめちゃめちゃかっこよく見えて
同時にその時のゲーム三昧の自分が情けなくて、みじめで。

その時に初めて夢を持つということの大切さを認識しました

それが19歳の頃ですね

それからは必死に夢を探しました

自分が一番輝いてる姿ってどんな姿だろう?
自分が尊敬できる自分ってどんな自分だろう?
自分にとって幸せってなんだろう?

自問自答し続けて行きついたぼんやりした答えが
「経営者になりたい」でした

誰かの指示に従い続ける人生は嫌だな
自分の責任で自分の人生を決めていきたいな
自由でありたいな
人を幸せにしたいな

当時は大学生だったので、未来の自分を想像すると
どうしても仕事をしている自分を想像していました

仕事のことを考えると、人生において仕事をする時間って
実はすごく長いってことに気が付いて
そうすると、その長い仕事の時間が楽しい時間だったら
きっと人生も豊かになるんじゃないかと思いました

自分の責任で自由に楽しく仕事をする

それが実現できるのは自分にとっては経営者なのかな

それが僕が出した答えでした
その頃には僕は大学三年生の21歳になっていました

当時の大学ノートに
「10年後の6月7日に福岡で経営者になる」と書き綴って
そこから僕の夢はスタートしました

経営者になるのであればどんな業態でも構わなかったのですが
たまたま僕の実家はケーキ屋さんだったので
それならパティシエになって、実家を継いでしまうのが一番早く経営者になれる道なのかな、と思って
僕はパティシエになることを選びました

菓子工房COCOは創業したのが2021年の6月7日

大学ノートに書き綴った日付です

「福岡で」の部分がまだ達成していない夢なので
その夢の実現に向けて、今も毎日がんばっています

もうすぐ僕は34歳になりますが
多分同い年に僕と同じくらい何かに打ち込んで
何かに向かって走り続けてる人って
そういないんじゃないかと思います

若い頃は可能性が無限だから
夢や目標を持ってる人って結構います

でもいつしか年齢を重ねると
夢や目標を失う人が多いのが現実です

確かに夢を叶えるのは困難だけど
確実に言えるのは

諦めさえしなかったら夢はいつか叶います

そう思い込んで、僕は死ぬまで夢を持ち続けようと思います

きっとその幼い思考が
自分をあどけなく見せてるのかなぁって
思ったり、思わなかったり
2022年 TOKYO MXのHISTORYにて貴島明日香さんとの対談風景